ブックメーカーは日本では違法なのか？様々な見解をまとめました

2022年12月2日

プックメーカーやオンラインカジノ通じて海外スポーツやギャンブル、いわゆる賭博行為は違法、グレーゾーン?なのかと疑問に思う方も多いはず。

結論を言うと、認可された海外ギャンブルサイトを利用することは賭博行為となります。今回はその根拠となる賭博に関する法律、過去の事例を含めた内容を紹介していきます。

この記事を読むことで、賭博の違法性やスポーツベッティングサイトの楽しみ方などをご理解いただけるでしょう。
当サイトはブックメーカーについての見解をまとめています。オンラインカジノに関する見解はオンラインカジノの紹介サイト等をご覧ください。

ブックメーカーを利用するのは違法になる？法律ではどうなっているのか

先に結論を申し上げると、日本から海外ブックメーカーを利用し、サッカーやラグビーといった各種競技にお金を賭けることは賭博行為になるという見解が出ています。

https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/hoan/onlinecasino/onlinecasino.html

各種オンラインベッティングサイトは、各国で国際ライセンスを取得し、健全な運営がされています。
つまり、それらは各国政府により認可された、信頼性の高い第三者機関として認定されていることを指します。

しかし、昨今「賭け麻雀」「裏カジノ」など賭け事を取り巻く環境の違法性などについて報道されることもあるため、利用を懸念されている方もいると思います。

いわばギャンブルをした人への罰則とされる賭博罪。日本で定められている賭博罪と賭博条を運営している側に適用される規程を確認していきましょう。

単純賭博罪

単純賭博罪とは個人間でお金を賭けて何かしらのゲームを楽しむことを指します。これは刑法185条で定められています。

第185条(賭博):賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

現金を使用した賭け麻雀やプロ野球選手が野球賭博に参加したなどでニュースに取り上げられたものはこちらに該当したからです。

常習賭博及び賭博場開帳等図利

常習賭博及び賭博場開帳等図利というのは、一定の場所や情報を提供し、定期的に賭博行為を行った場合に適用されます。

第186条1項:常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。

第186条2項:賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。

スポーツベッティングサイトやネットカジノ側を取り締まる可能性があるとしたら、こちらの条項が該当します。

条文（刑法）	罪名	法定刑
185条本文	単純賭博罪	罰金５０万円以下or科料
186条1項	常習賭博罪	懲役３年以下
186条2項	賭博場開張図利罪	懲役3か月以上5年以下

違法になるパターン

日本の刑法185条と186条では「賭博行為」を禁止しております。
賭博に該当する行為は、賭け麻雀、野球賭博、賭け花札など、事例として一般的に挙げられます。また賭博はお金の大小は関係なく、上記の法律に該当するものは処罰の対象となります。

つまり、賭博行為に該当する一部の娯楽及び、定期的に賭博をした方には3年以下の懲役が課されます。特に暴力団や賭博の主犯、証拠の隠蔽などを行った場合、より重度の高い罰が科される可能性があります。

賭博罪で逮捕された野球賭博の事例

2016年に大阪地裁の判決では、被告人が賭博に関わる行為に関与したとされ、懲役10ヶ月および罰金30万円が科されました。

この処罰は被告人が賭金の集金や配当分配などを185条、185条2項などに該当したため、賭博を主催したとして処罰がくだりました。

違法とは言えないパターン

しかし、日本には宝くじや競馬、パチンコなどは「違法に該当しないのか」という疑問もあると思います。それらは当せん金付証票法や風営法などの各種法律にのっとり適切な運営が施されているため、違法性はありませんので、一つの娯楽として安心して楽しむことができます。

公共で利用できるものは違法に該当しませんので、気軽にギャンブル、投資として利用できます。

公的機関で運営されているものは政府に認可されているため、楽しい娯楽の一つで利用できます。

海外のブックメーカーの入金～利用は賭博行為

ここまで説明をしてきましたが、海外ブックメーカーを利用するのは危ないのではないのかと感じている方は多いと思います。

仲間内で賭けることは問題ないのか、まだまだ認知度が低いだけで、警察に見逃してもらっている可能性があると考えることもできますが、事実、2016年にスマートライブカジノ摘発事件の判例がありますので、以下で確認していきましょう。

仲間内はグレーゾーン

仲間内でお金を賭けたりすることはグレーゾーンと言えます。金額の大きかったり、倫理的に問題のある立場(警察や検察関係者など)の場合、誰かが警察に通報すると賭博として検挙されることもあるでしょう。

しかしながら、仲間内のため通報などする可能性は極めて低いため、逮捕に至ることは現実的に考えにくい話。また、ジュースなどの「一時の娯楽に供する物」とされる価値がないものの賭けはそもそも賭博罪として扱われません。さらにもし仮に通報されたとしても、証拠が残りにくいため、大事にならずに終わるでしょう。

友人達と自宅で麻雀、ポーカーは金額次第で賭博行為に該当するので、知識として知っておいて損はないでしょう。

2016年スマートライブカジノ摘発事件

結果的に不起訴（不処罰）となりましたが、実際に2016年にイギリスの企業が運営するオンラインカジノプラットフォーム「スマートライブカジノ」が摘発され、業界及びオンラインカジノ プレーヤーの中で話題となりました。

摘発された理由は、そのゲームで遊んでいた日本人プレイヤーが日本が定める「賭博罪」に該当するとされ取り締まられました。この事件は、海外サービスでありながら、日本人向けにサービスを提供していたことが大きな論点。

上記の3点が問題視されましたが、判決では「胴元であるブックメーカを処罰しない限り、利用者を処罰することは難しい」とされ、日本国内の法律が適用されることはありませんでした。

結果的には違法性はないとされ、無罪判決となりましたが、最近になり「オンラインカジノを利用した賭博はダメ」というお触れが警察庁から出たわけです。

海外にはオンライン賭博を禁止する法律がある

日本にも法律が存在するように海外にもあります。

アメリカやフランス、香港などではインターネットを介して賭博することは法律で固く禁じられています。

実際にウィリアムヒルは、オンラインカジノやスポーツベッティングサイトに、禁止されている国からアクセスできないようにアクセス制限をかけています。

事実、法律にのっとり、あらゆる厳正な審査を通過して、サイトを運営しているため、合法のもとで運営されています。もし仮に違法性のあるサービスがあれば、現デジタル社会ではすぐさまに取り締まられるでしょう。

現時点でブックメーカー利用は使い方次第

ブックメーカーを利用することは使い方次第で賭博になります。ブックメーカーを運営するためには厳正な審査の末に発効された「ライセンス」を認可されていなければなりません。これは国内も同様でJRAの競馬や競艇は政府から許可得て、健全な運営が行われています。

しかしながら、それは現地においての話になります。ウィリアムヒル、賭けっ子リンリン、ピナクルをはじめとしたスポーツベッティングサイトを日本国内で利用する場合、使い方次第で賭博行為に該当することになります。

具体的には実際に入金～ベッティングを行うと賭博が成立し、犯罪行為として成立してしまうのです。

一方で、入金不要ボーナスなどのサービスを利用したベッティングは賭博行為の要件を満たさない部分があるため、賭博行為にならない可能性があります。

つあｍり、使い方次第で賭博行為に当たる当たらないが変わってくるということなのです。

オッズはニュースで取り扱われる

実際に日本のニュースやテレビ番組でブックメーカーのオッズが取り上げられることがあります。日常で放送されるため、比較的日本では寛容です。

しかし、前述したように野球賭博や賭け麻雀、賭けゴルフといったものを取り締まっているのも事実。そのため、どこからどこまでの範囲が問題ないのかを、頭の中に入れておくことは非常に大切なことです。

ブックメーカーの選び方

簡単に各種サービスを利用できるように、こちらで登録時の選び方の基準をお伝えします。

基本的にはどのサービスもライセンスを所持していますが、日本人プレイヤーに日本語でサポートが充実し、金銭面で不安を解消してくれるものを選びようにしましょう。

また、入金不要ボーナスを取り扱っているブックメーカーを選ぶようにしてください。

登録する上での基準は

上記の条件を満たしている賭けっ子リンリンやエルドアカジノなど日本語に対応してものを利用することで、気兼ねなく安心してご利用できるでしょう。

まとめ：海外ブックメーカーに利用して、スポーツベッティングをしよう！

ブックメーカーを入金不要ボーナスで利用することは違法でないことをご理解いただけましたでしょうか。海外オンラインカジノやベッティングサイトは入金不要ボーナスを使うことで安心してご利用いただくことができます。

大人気サイト「エルドアカジノ」や「BeeBet」などを含めて、現地の法を遵守した、信頼できるサイトが日本から利用することができます。もちろん入金不要ボーナスがもらえますよ！

賭博行為に該当する範囲を理解して、各種スポーツに入金不要ボーナスで賭けていれば問題ないので、スポーツベッティングを楽しみながら、安心してご利用ください。